ウスユキムグラ(読み)うすゆきむぐら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウスユキムグラ」の意味・わかりやすい解説

ウスユキムグラ
うすゆきむぐら / 薄雪葎
[学] Galium shikokianum Nakai
Asperula trifida Makino

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。名は、全体が淡緑色なのでつけられた。地上茎は20~30センチメートル。葉は4、5枚が輪生する。関東地方以西の本州から四国九州に分布するが、希産種。ヨツバムグラと間違えやすいが、花冠長いなどの特徴からクルマバソウと同じ仲間とされたこともある。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む