ウスユキムグラ(読み)うすゆきむぐら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウスユキムグラ」の意味・わかりやすい解説

ウスユキムグラ
うすゆきむぐら / 薄雪葎
[学] Galium shikokianum Nakai
Asperula trifida Makino

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。名は、全体が淡緑色なのでつけられた。地上茎は20~30センチメートル。葉は4、5枚が輪生する。関東地方以西の本州から四国九州に分布するが、希産種。ヨツバムグラと間違えやすいが、花冠長いなどの特徴からクルマバソウと同じ仲間とされたこともある。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む