ウパバルシャ(その他表記)Upavarṣa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウパバルシャ」の意味・わかりやすい解説

ウパバルシャ
Upavarṣa

5世紀頃のインドの哲学者。ベーダーンタ学派の初期の理論家。『ミーマーンサー・スートラ』『ブラフマ・スートラ』『サンカルシャナ編』に簡潔な注をつけた。アートマンは自我意識によって直証しうるものであるとし,推論,論証,聖典の権威を否定した。いかなる人にも自我意識は存在するから,意識の成立する基体としてアートマンなるものの存在を容認せざるをえないという。また彼は,語とは個々の音素のことであると説いた。

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