ウンベルト1世(読み)ウンベルトいっせい(その他表記)Umberto I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウンベルト1世」の意味・わかりやすい解説

ウンベルト1世
ウンベルトいっせい
Umberto I

[生]1844.3.14. トリノ
[没]1900.7.29. モンツァ
イタリア王 (在位 1878~1900) 。幼時より軍事教育を受け,1866年の対オーストリア戦争に参加,クストーザの敗北後 (→クストーザの戦い ) の冷静な軍事処理で信を得た。 68年サボイア家のいとこのマルゲリータと結婚。 78年1月父王ビットリオ・エマヌエレ2世を継いで国王即位。 82年イタリアの伝統的な「不干渉」政策を転換して,三国同盟締結。 90年代の経済不況,エチオピア侵略失敗,政治不安など内政外交上の混乱に直面し,1900年7月アナーキストにより暗殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「ウンベルト1世」の解説

ウンベルト1世

生年月日:1844年3月14日
イタリア国王(在位1878〜1900)
1900年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android