20世紀西洋人名事典 「エイブラムメリット」の解説
エイブラム メリット
Abraham Merritt
1884 - 1943
米国の作家。
作品の多くは美しい妖婦と怪物を登場させ、文体は極めて大仰で装飾過剰である。みずみずしいファンタジーの書き手でジャック・ウィリアムスンやヘンリー・カットナーなど初期のパルプSF作家に影響を及ぼす。作品に「イシュタルの船」(1924年)、「魔女を焼き殺せ」(’32年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報