20世紀西洋人名事典 「エギシェチャレンツ」の解説
エギシェ チャレンツ
Egishe Charents
1897 - 1937
ソ連(アルメニア)の詩人。
本名ソゴモニヤン。
シンボリズムの影響を受けた叙情詩人として出発するが、革命後マヤコフスキーの系統を引く前衛的詩人となる。1930年代には社会主義建設をうたい、’37年スターリンの粛清の犠牲となるが死後名誉回復。作品は「悲しく蒼ざめた少女の三つの歌」「狂熱の群衆」「万人のポエマ」「叙事の夜明け」「道程の書」等の詩集のほか、小説「ナイリの国」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報