エタンチオール

化学辞典 第2版 「エタンチオール」の解説

エタンチオール
エタンチオール
ethanethiol

ethyl thioalcohol.C2H6S(62.14).C2H5SH.エチルチオアルコール,エチルメルカプタンともいう.ハロエタンまたは硫酸エチルカリウムに硫化水素カリウム(KSH)を作用させて合成する.悪臭のある無色の揮発性液体.融点-144 ℃,沸点35 ℃.0.83147.1.431.エタノール,エーテル,アルカリ水溶液に可溶.弱酸性で,金属チオラートを生じる.空気または希硫酸によって酸化されジエチルジスルフィドを,また濃硝酸によりエタンスルホン酸を与える.アルデヒド,ケトンなどと酸の存在下で反応し,チオアセタール,チオケタールを生じる.都市ガスに臭いをつけるため,添加剤として用いられる.[CAS 75-08-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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