最新 地学事典 「エバンス石」の解説
エバンスせき
エバンス石
evansite
化学組成Al3(OH)6(PO4)・8H2Oの鉱物。非晶質。鍾乳状,コロフォーム状,同心円状の球状または房状をなす。貝殻状断口,脆性著しい,硬度3~4,比重1.8~2.2, ふつう1.9。ガラス光沢~油脂光沢,無色ないし薄く着色した白色,Fe2O3を含むものでは褐色,条痕一般に白色。等方性,複屈折を示すことがある。屈折率n1.455~1.485。褐鉄鉱,アロフェンなどと二次鉱物として産出。1855年,ハンガリーから最初の標本をもたらした英国人B.Evansの名にちなむ。
執筆者:坂巻 幸雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

