エミリオルッス(その他表記)Emilio Lussu

20世紀西洋人名事典 「エミリオルッス」の解説

エミリオ ルッス
Emilio Lussu


1890.11.4 - 1975.3.5
イタリアの社会主義運動家。
サルデーニャ島出身。
出身地サルデーニャ島で自治を求める運動を進め、サルデーニャ行動党を結成する。ファシズム政権で逮捕となるが、1929年フランスに脱出、「正義と自由」グループの運動を起こす。’43年帰国、行動党に参加し、同党左派を代表する。’46年行動党が共和主義派と社会主義派に分裂したため、社会党に加わる。’63年同党とキリスト教民主党の中道左派内閣樹立を批判して、’64年プロレタリア統一社会党を結成した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android