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えら心臓(鰓心臓) えらしんぞう branchial heart

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世界大百科事典 第2版の解説

えらしんぞう【えら心臓(鰓心臓) branchial heart】

軟体動物頭足類にのみみられる器官で,外套(がいとう)腔mantle cavityに垂れ下がっているえらの基部にあって本ものの心臓(体心臓)同様に律動的に収縮拡大することによって入鰓(にゆうさい)血管afferent branchial veinに向かって静脈血を送りこむ。したがってえら心臓は本鰓の数と同数ある。軟体動物のうち最も敏しょうな運動を行う頭足類は多量の酸素を必要とするが,えら心臓はそれに対する形態適応で,頭足類の循環血液の圧力と速度を増すための器官である。

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