日本大百科全書(ニッポニカ) 「エルグ」の意味・わかりやすい解説 エルグえるぐerg CGS単位系の仕事の単位。記号はergである。大きさ1ダインの力が、その力の方向に物体を1センチメートル動かすときの仕事をいう。1ジュールの1000万分の1にあたる。1873年にイギリス学術協会から提案されたもので、名称は「働く」という意味のギリシア語に由来する。[小泉袈裟勝・今井秀孝][参照項目] | CGS単位系 | ジュール | ダイン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルグ」の意味・わかりやすい解説 エルグerg 仕事,エネルギーの CGS単位。記号は erg。 1ergは大きさ 1dynの力が物体を力の方向へ 1cm動かすときになされる仕事,またはその仕事に相当するエネルギー。単位名はギリシア語のエルゴン (仕事) に由来する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報