20世紀西洋人名事典 「エルンストペンツォルト」の解説
エルンスト ペンツォルト
Ernst Penzoldt
1892 - 1955
ドイツの作家。
エルランゲン生まれ。
美術学校で学び、彫刻、絵画等の作品を経て、創作活動に入る。小説、詩、演劇等多彩に活躍。晩年はミュンヘンの王宮劇場の演劇顧問を務める。傍流的な奇矯な人物をユーモラスな筆致で表現する作風で、現代の悪漢小説とされる「ポーヴェンツ一族」(1930年)があり、他に「哀れなチャタートン」(’28年)、「モンブール伍長」(’41年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報