エンケル(英語表記)Enckell, Rabbe Arnfin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エンケル」の意味・わかりやすい解説

エンケル
Enckell, Rabbe Arnfin

[生]1903.3.3. タンメラ
[没]1974.6.17. ヘルシンキ
フィンランドの古典派詩人,劇作家,批評家,画家。 1920年代のスウェーデン系フィンランド詩復興の代表者。フランス,イタリアに遊学,前衛誌『クォスエゴ』 Quos egoに関与した。作品は小説『肖像』 Ett porträtt (1931) ,古典に取材した詩劇『オルフェウスエウリュディケ』 Orfeus och Eurydike (38) ,『イオカステ』 Iokasta (39) ,『アガメムノン』 Agamemnon (48) ,『ヘカベ』 Hekuba (52) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android