エンドソーム(その他表記)endosome

デジタル大辞泉 「エンドソーム」の意味・読み・例文・類語

エンドソーム(endosome)

細胞のエンドサイトーシス(飲食作用)によって細胞内に取り込まれた物質の輸送や代謝に関与する袋状の構造体。特に、飲作用(ピノサイトーシス)によって形成されるものをいう。→ファゴソーム
[補説]取り込んだ物質の選別を担う初期エンドソーム、リソソームと融合して内容物を分解する後期エンドソーム、受容体や輸送体を細胞膜に戻すリサイクリングエンドソームに大別される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「エンドソーム」の解説

エンドソーム

 細胞のエンドサイトーシス,すなわちピノサイトーシス(飲作用),ファゴサイトーシス(食作用)によって細胞内に形成される小胞で,飲み込む物質を形質膜が取り囲んで,陥入させて細胞内に取り込むことによって形成される.その後細胞内で一次リソソームと融合し,取り込まれた物質は分解される.エンドソームはピノサイトーシスによって取り込まれたものをいう場合が多く,それによって形成されるエンドソームをピノソーム,パイノソーム,飲小胞,飲作用小胞などというが,ファゴサイトーシスで取り込まれたファゴソーム,食胞,貪食胞とよばれるものも含まれる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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