おたふく風邪(読み)おたふくかぜ

百科事典マイペディア「おたふく風邪」の解説

おたふく風邪【おたふくかぜ】

流行性耳下腺炎の俗称。ムンプスウイルスによる急性伝染性疾患。好発年齢は4〜14歳で,乳幼児には少ない。ほとんどは飛沫(ひまつ)感染で,症状は高熱と痛みを伴う耳下腺のはれ。髄膜炎,脳炎等の合併症のない限り,普通1週間程度でなおる。成人では睾丸(こうがん)炎,卵巣炎を併発して不妊となることがある。療法は高熱に対しては頭部を冷やし,耳下腺のはれに対しては冷湿布するなど対症的。免疫性が強く,終生免疫を得る。弱毒性の生ワクチンによる予防が可能である。
→関連項目学校伝染病睾丸炎聾唖

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

知恵蔵「おたふく風邪」の解説

おたふく風邪

おたふくかぜ」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典内のおたふく風邪の言及

【流行性耳下腺炎】より

…ムンプスウイルスによる感染症。ムンプスmumpsともいい,また耳下腺がはれて特有の顔つきとなることから,俗に〈おたふく風邪〉ともいう。このウイルスはパラミクソウイルス属に属し,径85~300nm,ヒトからヒトへの飛沫感染によって伝染する。…

※「おたふく風邪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android