20世紀西洋人名事典 「オッタヴィアピッコロ」の解説
オッタヴィア ピッコロ
Ottavia Piccolo
1951 -
女優。
ボルツァーノ(北イタリア)生まれ。
ローマに子供の頃移住。11歳の時、ケレン・ケラー役で「奇跡の人」に出演し認められた。その後舞台でシェークスピア、チェーホフ等の戯曲を演じた。映画デビューは1960年「Anna de Miracoli」。’63年「山猫」に出演し認められた。’69年カンヌ映画祭主演女優賞を「わが青春のフロレンス」で受賞。’71年「帰らざる夜明け」では智恵遅れの娘の役をフランスの大俳優たちと共演する等実力のある女優。他の作品に「家庭教師」(’72年)、「アラン・ドロンのゾロ」(’74年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報