ぞろ(読み)ゾロ

精選版 日本国語大辞典 「ぞろ」の意味・読み・例文・類語

ぞろ

  1. 〘 名詞 〙
  2. 索麺(そうめん)をいう女房詞。のちには、大坂の人形浄瑠璃社会でも用いられ、また小児語としても用いられた。
    1. [初出の実例]「昨日まいる御たる一か、しろ物一はこ、そろのおり三、宮の御かたへまいる」(出典:御湯殿上日記‐明応九年(1500)二月一八日)
  3. 雑炊(ぞうすい)のこと。〔随筆北越雪譜(1836‐42)〕
  4. 山地のくずれた所。

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改訂新版 世界大百科事典 「ぞろ」の意味・わかりやすい解説

ゾロ
Zorro

アメリカの漫画家マッカリーJohnston McCulleyが1919年創作した覆面姿のヒーロー日本では〈快傑ゾロ〉の名で知られる。ドン・ディエゴ・デ・ベーガDon Diego de Vegaがその正体。スペイン統治時代のカリフォルニアを舞台に,圧制者と戦い,姿をくらますときには必ず剣でZのマークを残す。映画ではダグラスフェアバンクス(1920),タイロン・パワー(1940),ガイ・ウィリアムズ(1960),アラン・ドロン(1975)がそれぞれこの正義剣士を演じ,テレビシリーズにもなった。ゾロはスペイン語で〈雄ギツネ〉の意。
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デジタル大辞泉プラス 「ぞろ」の解説

ゾロ

日本のテレビアニメ『機動戦士Vガンダム』(1993-1994)に登場する量産型モビルスーツ。ザンスカール帝国所属。型式番号はZM-S08G。大気圏内用。分離型。

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