20世紀西洋人名事典 「オットリーノレスピーギ」の解説
オットリーノ レスピーギ
Ottoriano Respighi
1879.7.9 - 1936.4.18
イタリアの作曲家。
元・サンタ・チェチリア音楽院院長。
ボローニャ生まれ。
ボローニャ音楽学校でバイオリンとビオラを学び、さらに作曲とピアノを学ぶ。1900年よりペテルブルグの帝室歌劇場第1ビオラ奏者を務めながら、リムスキー・コルサコフに師事強い影響を受ける。’13年サンタ・チェチリア音楽院作曲科教授を経て、’24〜26年同院院長となる。主な作品に交響詩「ローマの噴水」(’16年)、「ローマの松」(’24年)、「ローマの祭」(’28年)など。作曲はオペラ、協奏曲、室内楽、歌曲など多彩。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報