オルバースパラドックス(読み)オルバースノパラドックス

デジタル大辞泉 「オルバースパラドックス」の意味・読み・例文・類語

オルバース‐の‐パラドックス

Olbers' paradox宇宙の無限性についての逆説。もし宇宙が静的で一様ならば、地球からの距離rにある天体の数はrの平方に比例し、天体からの光の強度はrの平方に反比例する。すると、ある距離にある天体の明るさはrによらず定数となり、宇宙が無限に大きく、rを無限大にすると、そこに含まれる天体からの光の強度は無限大になってしまい、実際に夜空が暗いという事実と矛盾する。19世紀ドイツの天文学者オルバース提唱。現在では宇宙の年齢の有限性、および膨張宇宙論により、この矛盾は解決されることがわかっている。オルバースの逆理。オルバースの背理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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