オーカンの法則(読み)オーカンのほうそく(その他表記)Okun's Law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーカンの法則」の意味・わかりやすい解説

オーカンの法則
オーカンのほうそく
Okun's Law

失業率変化と,GNPギャップの変化との間には負の関係が存在するという一種経験則である。つまり,高い経済成長率と失業率の減少,低い経済成長率と失業率の増加が結び付いていることを示している。これを唱えた A.オーカンによれば,アメリカにおける失業率の1%程度の上昇は,ほぼ3%程度の GNPの落ち込みに相当することを示した。日本では,成長率と失業率の関係がアメリカほど明瞭でないため,オーカンの法則は,そのままの形では有効ではない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む