お客会釈(読み)おきゃくあしらい

精選版 日本国語大辞典 「お客会釈」の意味・読み・例文・類語

おきゃく‐あしらい‥あしらひ【御客会釈・御客応答】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 客との応対仕方
  3. 客としてあつかうこと。
    1. [初出の実例]「只唯(ただただ)お葉の気を損じまいと努めて、恐れて、殆どお客遇(キャクアシラ)ひにしてゐた」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二四)
  4. 江戸時代、幕府大奥奥女中の役。将軍が大奥に御成(おな)りのとき、家門の者が登城の時などに接待するもの。
    1. [初出の実例]「御客会釈」(出典:青標紙(1840‐41)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android