コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

お目出たき人 オメデタキヒト

2件 の用語解説(お目出たき人の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

おめでたきひと【お目出たき人】

武者小路実篤の小説。明治44年(1911)発表。理想実現のため一人の少女と結婚を願うが、結局は失恋する。その過程を真摯に、善意をもって描いた初期の代表作。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

おめでたきひと【お目出たき人】

武者小路実篤中編小説。1911年(明治44)洛陽堂刊。作者の失恋に取材した自伝的作品である。あしかけ7年の恋,4年にわたる熱心な求婚であったが,武者小路の一人ずもうに終始した。小説では相手の女性が富裕な工学士と結婚する終末になっているが,実際はまだ求婚中であった。小説が事実に先行し,作者の願いに反して事実が小説の終末を追う形になった。清純な慕情とはげしい性本能の交錯する青年期特有の苦悶を,露悪やてらいを知らないナイーブな感性と文体でつつみ,《白樺》派世界の本質を明示した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

お目出たき人の関連キーワード武者小路公共武者小路実篤武者小路実純武者小路実岳武者小路実建武者小路公香武者小路千家友情中編小説武者小路房子

お目出たき人の関連情報