20世紀西洋人名事典 「カウントベーシー」の解説
カウント ベーシー
Count Basie
1904.8.21 - 1984.4.26
米国のジャズ・バンド指揮者。
ニュージャジー州レッド・バンク生まれ。
本名ウィリアム〈William Basie〉。
少年時代ハーレムに行き、ハーレム・スタイルの奏法をマスターし、オルガンをファッツ・ウォーラーに習う。ブルー・デビルスを経て、1932年ベニー・モーテン楽団に入り、モーテンの死後、バンドを引継ぎカウント・ベーシー楽団としてスタートし、ピアノとリズム・セクションにのせたジャンプするスウィンギーな演奏で成功する。独自のカンザス・ジャズを演奏、デューク・エリントン楽団とビッグ・バンド界を2分する勢力となる。代表作に「黄金時代のベーシー」「アトミックベーシー」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報