20世紀西洋人名事典 「カスパーネーアー」の解説
カスパー ネーアー
Caspar Neher
1897 - 1962
ドイツの舞台美術家。
アウクスブルク生まれ。
ミュンヘンで美術を学び、1923年にデビュー、主にベルリンで活躍した。高校時代からの友人ブレヒトに協力した「三文オペラ」(’28年)、「都会のジャングル」(’23年)、「ガリレイの生涯」(’57年)などが代表作で、ブレヒトはネーアーのことを「現代最高の舞台装置家」と呼んだ。また、美術史研究家としても著名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報