カタストロフィー理論(読み)カタストロフィーりろん

百科事典マイペディア 「カタストロフィー理論」の意味・わかりやすい解説

カタストロフィー理論【カタストロフィーりろん】

1960年代にフランスの数学者R.トムが,現代数学のトポロジーを科学全般に応用しようとして考え出した理論。ギリシア語のカタストロフェ(上下転倒の意)から破局の理論ともいう。徐々に連続的に変化していく過程や状態が,ある時点で突発的,不連続的に大きな変動が起こる場合をカタストロフィーといい,トムはその要因となる個数が4個以下の場合には七つの基本的タイプしかないことを証明。さらに英国のE.C.ジーマンらと幾何学的モデルをつくり,生物学,社会学,経済学,心理学などあらゆる分野の種々の不連続的現象を説明した。

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