カラジャス鉱床地帯(読み)カラジャスこうしょうちたい

最新 地学事典 「カラジャス鉱床地帯」の解説

カラジャスこうしょうちたい
カラジャス鉱床地帯

Carajas ore district

アマゾン河口の南700kmにある世界屈指の縞状鉄鉱床地帯で,Mn・Au・Cu・ボーキサイト産出。鉄鉱床は東西120km,南北60kmの範囲に3鉱体が分布。始生代グラン・パラ層群のグリーンストーンに伴うアルゴマ型(?)(厚さ100~300m)で比高200~300mの残丘を形成。鉱石磁鉄鉱赤鉄鉱石英で,二次鉱物はゲーサイト・マータイト・ギブサイト。第三紀初期の準平原化時代に二次富化作用で高品位化。鉱量:Serra-Sul 103.35億t(Fe66.3%);Serra-Norte 61.72億t(Fe65.8%);Serra-Leste 4.14億t(Fe65.9%)。1967年に発見。それ以降同地域内から,マンガン鉱床(Igarape Azul, 4,500万t, Mn42.2%)・金鉱床(Serra Pelada,漂砂,含金量20t以上)・銅鉱床(Salobo 3A,角閃岩中の層状・脈状硫化物鉱床,5億t, Cu1%;Bahia,砂岩中鉱染状,含Cu量7万t以上)・ボーキサイト(Serra-Norte N5,メタ玄武岩の風化残留,4,000万t, Al2O344%)が発見され一大鉱産地となる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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