カラマン侯国(読み)カラマンこうこく(英語表記)Karamanoǧulları

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラマン侯国」の意味・わかりやすい解説

カラマン侯国
カラマンこうこく
Karamanoǧulları

アナトリア・セルジューク朝が滅びたとき,1256年カラマンオウル・メフメット・ベイによって建てられた一侯国。最初カラマンが中心地であったが,のち都をコンヤに移し,木材輸出良馬飼育で知られた。オスマン朝のアナトリア併合に対して最も頑強に抵抗したが,1466年にオスマン帝国支配下に入った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android