カリックファーガス(その他表記)Carrickfergus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリックファーガス」の意味・わかりやすい解説

カリックファーガス
Carrickfergus

イギリス北アイルランド東部,ベルファスト湾の北岸に臨む都市,および地区(district council area)。地区の行政府所在地。アイルランド語では Carraig Fhearghais(「ファーガスの岩」の意)で,320年頃に沖合で難破したファーガス王にちなむ。旧アントリム県に属し,1850年まで県都だった。港の上に張り出す岩の上に建てられたカリックファーガス城は,その戦略的な位置からアイルランド史上大きな役割を果たし,今日でもノルマン朝時代の遺跡として完全な形で保存されている。町はエリザベス1世の治世に勅許都市となったが,1840年に自治委員会が設置された。合成繊維,タバコ,衣料品などが製造される。12世紀後半アングロ・ノルマンの騎士ジョン・ド・クルシーが開設した聖ニコラス教区教会は,アイルランド総督アーサー・チチェスター卿を記念する碑(1625)で知られる。カリックファーガス地区は 1973年の自治体再編で設置され,西はニュータウンアビー,北はラーンの各地区と接し,北西部には丘陵地帯が広がり,南方に向かって傾斜してベルファスト湾沿岸の平地にいたる。北東にあるイーデン岩塩産地。西部には広大な森林地帯が広がり,キャンプハイキング絶好景観を提供する。カリックファーガスの町はレジャー用ボート販売の中心地で,ベルファスト道路で結ばれる。地区面積 77km2。地区人口 3万7659(2001速報値)。都市人口 2万7201(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む