カルバーフィルム

百科事典マイペディア 「カルバーフィルム」の意味・わかりやすい解説

カルバーフィルム

ポリエステルフィルムベースに,ジアゾ化合物を分散させた熱可塑性樹脂塗布した感光材料紫外線により感光した部分窒素ガスを生じて潜像ができ,120℃前後に熱するとこガスが微小な泡となって画像をつくる。マイクロフィルムなどに利用。米国カルバー社の開発(1954年発表)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルバーフィルム」の意味・わかりやすい解説

カルバーフィルム
Kalvar film

写真感光材料一つ。熱可塑性プラスチックに感光性ジアゾニウム塩を入れた感光層をもつフィルム。紫外線によって感光させ,熱エネルギーで現像するもの。解像力にすぐれ,マイクロフィルム用に使う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む