百科事典マイペディア 「カルバーフィルム」の意味・わかりやすい解説 カルバーフィルム ポリエステルのフィルムベースに,ジアゾ化合物を分散させた熱可塑性樹脂を塗布した感光材料。紫外線により感光した部分に窒素ガスを生じて潜像ができ,120℃前後に熱するとこのガスが微小な泡となって画像をつくる。マイクロフィルムなどに利用。米国カルバー社の開発(1954年発表)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルバーフィルム」の意味・わかりやすい解説 カルバーフィルムKalvar film 写真感光材料の一つ。熱可塑性プラスチックに感光性ジアゾニウム塩を入れた感光層をもつフィルム。紫外線によって感光させ,熱エネルギーで現像するもの。解像力にすぐれ,マイクロフィルム用に使う。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by