改訂新版 世界大百科事典 「カルルス」の意味・わかりやすい解説 カルルス[温泉] 北海道南西部,登別市にある温泉。登別温泉の北西約5kmに位置し,登別温泉からオロフレ峠を経て洞爺湖温泉にいたる道路がここを通る。千歳川と呼ぶ小河川上流部にある爆裂火口底にある温泉で,泉質はボウ硝泉,セッコウ泉,泉温62℃。カルルスとは泉質が似ているチェコの温泉保養地カルロビ・バリ(ドイツ語名カールスバート)にちなんだもので,1898年に開かれ,湯治場として利用された。1957年国民保養温泉に指定された。近くにオロフレ山スキー場,橘沼がある。執筆者:岡本 次郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「カルルス」の意味・わかりやすい解説 カルルス[温泉]【カルルス】 北海道登別市,登別温泉の北にある国民保養温泉。単純泉。50〜72℃。東にはマールの橘湖があり,北のオロフレ峠は登別と洞爺(とうや)湖を結ぶ道路が通じるハイキング地。支笏(しこつ)洞爺国立公園に属する。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by