カルルトロル(その他表記)Carl Troll

20世紀西洋人名事典 「カルルトロル」の解説

カルル トロル
Carl Troll


1899.12.24 - 1975
ドイツ地理学者
元・ボン大学学長。
1926〜29年熱帯アンデスの学術調査、’33〜34年には東アフリカの熱帯高地の研究旅行に参加し、’37年にはナンガ・パルバットの学術探検の指導にあたった。その後、ベルリン大学教授、ボン大学学長(’61〜62年)、国際地理学会会長(’60〜64年)などを歴任。南アメリカ、アフリカ、アジア三大陸にわたる高山地域の気候地形、文化地理など総観的比較研究に多大な業績を残し、フンボルト再来と称賛され、イギリス王立地理学協会のビクトリア金賞をはじめ、多くの学会・協会の名誉会員などに選ばれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む