20世紀西洋人名事典 「カルロレービ」の解説
カルロ レービ
Carlo Levi
1902.11.29 - 1975.1.4
イタリアの文学者,画家。
トリノ生まれ。
医学を専攻するが、途中で画家として立つことを決意。ゴベッティらと反ファシズム活動に入り、1935年政治的理由で逮捕、ルカニアに追放される。釈放後、思想と言論の自由を求めてフランスに亡命。帰国後、’45年に「キリストはエボリに止りぬ」を発表し、名声を得る。その他の作品に「自由の恐怖」(’50年)、「時計」(’50年)、「言葉は石のごと」(’55年)、「ソ連紀行」(’56年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報