日本大百科全書(ニッポニカ) 「カワラニガナ」の意味・わかりやすい解説 カワラニガナかわらにがな / 河原苦菜[学] Ixeris tamagawaensis Kitam. キク科(APG分類:キク科)の多年草。河原の砂礫(されき)地にややまれに生える。太い木化した根茎をもつ。粉白を帯びた細い葉が根生して直立する。6~8月ごろ花茎に径2センチメートル足らずの黄色い頭花をつける。頭花をつくる小花は舌状花のみ。痩果(そうか)には白色の冠毛がある。中部以北の本州に分布する。[森田龍義 2022年2月18日] カワラニガナ〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例