普及版 字通 「かんしやく」の読み・字形・画数・意味 【杆】かんしやく 盾の柄。〔南史、沈慶之伝〕太子妃、孝武に金鏤・匕(ひちよ)び杆を上(たてまつ)る。字通「杆」の項目を見る。 【癪】かんしやく の病気。字通「」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「かんしやく」の意味・わかりやすい解説 かんしゃくtemper 欲求不満に対する感情の爆発的な反応で,幼児期から1~3歳頃までが著しい。かんしゃく状態に入ると,子供は激しい興奮状態になり,ひっくり返ったり,手足をばたつかせて泣き叫ぶ。呼吸停止発作を起すこともある。対策としては,欲求不満の理由を突止め,望ましくない状態を矯正する。すなわち,親は常にきげんよく一貫性をもって子供にのぞみ,独断的なしつけ,厳格すぎる要求,過大な期待などをやめること。また,小児は空腹の際に低血糖になりやすいので,空腹時や疲労時にしばしばかんしゃくを起す。したがって,食事時間を守り,必要に応じて間食を与えるなどの配慮が必要である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報