カーペンタリア湾(読み)カーペンタリアわん(その他表記)Gulf of Carpentaria

改訂新版 世界大百科事典 「カーペンタリア湾」の意味・わかりやすい解説

カーペンタリア湾 (カーペンタリアわん)
Gulf of Carpentaria

オーストラリア大陸北岸,ヨーク岬半島アーネム・ランドとの間にある浅い大きな湾。東西約500km,南北約650km,面積約31万km2,最大水深79m。南東岸のカルンバ(人口418。1976)を中心に1960年代からエビ漁が進展。古くからインドネシア人がナマコ漁に来航しており,1606年オランダ人W.ヤンス,23年オランダ人J.カルステンスが来航。湾名はオランダ東インド会社総督名に由来する。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カーペンタリア湾」の意味・わかりやすい解説

カーペンタリア湾
カーペンタリアわん
Gulf of Carpentaria

オーストラリア北岸にある湾。東はクイーンズランドの北端ヨーク岬,西はノーザンテリトリーの北岸ウェッセル岬にはさまれる。東はトレス海峡を通じてサンゴ海に続く。湾内にはグルートアイランド,サーエドワードペリュー,ウェルズリーなどの島が浮ぶ。湾内へはミッチェル,フリンダーズ,ライクハートなどの河川流入。エビ漁が行われる。湾奥ノーマントンやバークタウンの町がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カーペンタリア湾」の意味・わかりやすい解説

カーペンタリア湾
かーぺんたりあわん
Gulf of Carpentaria

オーストラリア大陸北岸の大きな浅い湾。東西約500キロメートル、南北約650キロメートル、面積約31万平方キロメートル、最大水深79メートル。1960年代からエビ漁が進められている。古くからインドネシア人がナマコ漁に来航した。湾名はオランダ東インド会社総督カルペンティールP. de Carpentierに由来する。

[谷内 達]

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百科事典マイペディア 「カーペンタリア湾」の意味・わかりやすい解説

カーペンタリア湾【カーペンタリアわん】

オーストラリア北部,ヨーク岬半島とアーネム・ランドに囲まれた浅い入海。北はアラフラ海に続く。西部グルート・アイランド島南部ウェルズリー諸島などがあり,東西672km,南北768km。

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