20世紀西洋人名事典 「カールドゥンカー」の解説
カール ドゥンカー
Karl Duncker
1903 - 1940
ドイツの心理学者。
ベルリン大学,クラーク大学で学ぶ。1930年以後ケーラーの助手を務め、その後彼と渡米し、スワスモワ・カレッジに移る。思考の実験的研究をゲシゥタルト心理学の立場から行った。課題解決の実験では、さまざまな巧妙な問題を工夫し、機能の固着(functional fixedness)の分析を行った。著書「Zur Psychologie des produktiven Denkens」(’35年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報