20世紀西洋人名事典 「カールビュッヒヤー」の解説
カール ビュッヒヤー
Karl Bücher
1847 - 1930
ドイツの経済学者。
元・ラィプツィヒ大学教授。
キルベルク生まれ。
ボン、ゲッティンゲン大学で学び、フランクフルト新聞編集委員を経て、ミュンヘン、バーゼル、カルスルーエ等のドイツ、スイスの大学で教授を歴任。1892年以降、ライプツィヒ大学教授を務める。ドイツ新歴史学派の代表者の一人で、家庭経済、都市経済、国民経済という3段階からなる独自の経済発展段階説を確立したことで知られる。又、ライプツィヒ大学に新聞研究所を創設。主著は「国民経済の成立」(1893年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報