共同通信ニュース用語解説 「カール・マルクス」の解説
カール・マルクス
ドイツの共産主義思想家。1818年、ユダヤ人家庭に生まれ、イエナ大で哲学の学位取得。主著「資本論」で、経済的な観点から資本主義社会の運動法則を示し、社会主義革命の必然性を主張。エンゲルスと執筆した「共産党宣言」では階級闘争の理論を展開した。一方、マックス・ウェーバーは歴史に基本法則があるとするマルクスの一元論を批判、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」では宗教の禁欲的な倫理観が逆説的に資本主義の精神的な支柱になったと唱えた。
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