キュウリモザイクウイルス

百科事典マイペディア の解説

キュウリモザイクウイルス

略称CMV。植物ウイルス一種キュウリをはじめ,双子葉・単子葉の草本木本(もくほん)の45科,190種以上の植物に寄生し,モザイク病を引き起こす。アブラムシによって伝染するが,機械的接種もできる。ウイルス粒子は3種あり,感染にはそのすべてが必要である。いずれも直径30nmの球状で,外被タンパク質は共通だが,内部に含まれる1本鎖RNAの種類塩基配列)が異なる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む