最新 地学事典 「キュリー-バイス定数」の解説
キュリー-バイスていすう
キュリー-バイス定数
Curie-Weiss constant
珪酸塩鉱物など常温下では常磁性体であり,その磁化の強さ(M)は磁場(H)に比例する(M=χH)。一定磁場で温度(T)を変えながら磁化率(χ)を測定すると,磁化率は温度の降下とともに直線的に増加(χ=c/(T-θ),c:定数)するが,急にこの関係が破れ,磁化率が急に小さくなるような変化を示す特異な温度(ネール点)があり,この点で反強磁性体に転移する。χをゼロに外挿したときの値θをいう。
執筆者:進野 勇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

