きわだ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

きわだ
きわだ / 黄蘗

黄色の色素をもつ植物染料の一つ。キハダは山地に生じる高木で、内皮は黄色。「きわだ」の名称は、きはだ(黄膚)から出たものという。漢方の薬用植物で、苦味のある内皮を黄蘗(おうばくひ)と称して、胃の薬とする。染色には、この黄色の部分を煎(せん)じて用いる。媒体を必要としない直接染料で、色は白みを帯びた品のいい色であるが、堅牢(けんろう)性に乏しく、とくに直射日光には弱い。[山辺知行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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