日本大百科全書(ニッポニカ) 「キール湾」の意味・わかりやすい解説 キール湾きーるわんKieler Bucht ドイツ北部、バルト海沿岸の湾。シュライ湾の湾口部とフェーマルン島の間の広い湾入部全体をさす。湾の奥にはキーラーフェルデやエッケルンフェルデなど、更新世(洪積世)に氷河によって形成された湾が内陸に深く食い込み、キーラーフェルデの湾奥には、キールの市街がある。1895年以来、毎年6月下旬に「キールの週」という国際的なヨットレースが開かれている。[浮田典良] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キール湾」の意味・わかりやすい解説 キール湾キールわんKieler Bucht ドイツ北部,ユラン (ユトラント) 半島の東側基部にある湾。沖合いにデンマークの島々があり,東方はフェーマルン海峡を経てバルト海,北方はストレ海峡,カテガト海峡などを経て北海に通じる。切立った崖が連なり,多くの入江がある。南西部入江の奥に軍港キールがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by