デジタル大辞泉 「ギブスの自由エネルギー」の意味・読み・例文・類語 ギブス‐の‐じゆうエネルギー〔‐ジイウ‐〕【ギブスの自由エネルギー】 熱力学的状態を表す量の一。物質または系のエンタルピーからその絶対温度とエントロピーとの積を引いたもので表される。一定の圧力の下では、化学反応などの系の自発的変化はギブスの自由エネルギーを最小とする方向に向かい、その値が極小値をとるとき、系は平衡状態に達する。熱力学ポテンシャル。→自由エネルギー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
栄養・生化学辞典 「ギブスの自由エネルギー」の解説 ギブスの自由エネルギー Hをエンタルピー,Tを絶対温度,Sをエントロピーとしたとき,G=H−TSで与えられるG.閉鎖系で等温等圧条件下では,Gが最小のところで平衡となる. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報