ギュムリ

デジタル大辞泉 「ギュムリ」の意味・読み・例文・類語

ギュムリ(Gyumri)

アルメニア西部都市トルコとの国境近くに位置し、同国第2の規模を持つ。ロシア語名クマイリ。1924年までアレクサンドロポリ、1990年までレニナカンと呼ばれた。紀元前5世紀に古代ギリシャ人が築いた要塞集落に起源する。1988年の大地震で壊滅的な被害を受けた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ギュムリ」の意味・わかりやすい解説

ギュムリ

アルメニアの西部,トルコとの国境近くに位置する都市。クマイリともいう。1924年まではアレクサンドロポリ,またソビエト連邦時代(1924〜90)にはレニナカンと呼ばれた。1988年の大地震では建物崩壊多数死傷者など甚大な被害を受けた。人口産業ともに同国第二の都市で,織物工業の中心として知られ,ほかに機械,食品などの工業も行なわれている。人口11万9900人(2014)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android