山川 世界史小辞典 改訂新版 「クトゥブ・シャーヒー朝」の解説
クトゥブ・シャーヒー朝(クトゥブ・シャーヒーちょう)
Qu&tsubuml;b Shāhī
1487~1687
インド,デカン東部に存続したムスリム君主の王国。バフマニー朝の末期にできた5王国の一つ。首都はゴールコンダ。他の王国と協力してヴィジャヤナガル王国と戦いそれを破ったが,17世紀に入ってからムガル帝国との抗争が始まり,アウラングゼーブ時代の1687年に滅ぼされた。ゴールコンダの城砦跡はハイダラーバード市郊外の山の上に現存している。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報