家庭医学館 「クラゲ刺症」の解説 くらげししょう【クラゲ刺症 Jellyfish Dermatitis】 [どんな病気か] クラゲ(ハナガサクラゲ、カツオノエボシ、アンドンクラゲなど)の触手(しょくしゅ)に触れると、触手にある刺胞(しほう)が肌に刺さって激しく痛み、紅斑(こうはん)、丘疹(きゅうしん)、小水疱(しょうすいほう)が線状に生じます。 [治療] 刺胞をすりこまないように、アルコールか海水でそっと洗い落とし、抗ヒスタミン薬や副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン薬配合の軟膏(なんこう)を塗ります。真水で洗うと、体内に刺胞から毒液が注入されやすくなるので注意しましょう(「アウトドアでの動植物による被害と手当」)。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by