クラークゲーブル(読み)くらーくげーぶる

20世紀西洋人名事典 「クラークゲーブル」の解説

クラーク ゲーブル
Clark Gable


1901 - 1960
米国俳優
オハイオ州生まれ。
さまざまな仕事についたのち映画エキストラ、舞台を経てMGM映画と契約。「或る夜の出来事」(1934年)でアカデミー主演男優賞を獲得。「風と共に去りぬ」(’39年)を頂点全盛期を築き、都会的センスと野生味を兼ねそなえ、とくにその男性的魅力で人気を集め「ハリウッドキング」の異名をとった。「帰郷」(’48年)、「深く静かに潜航せよ」(’58年)などに出演。「荒馬と女」(’61年)の撮影直後、心臓麻痺のため急死

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のクラークゲーブルの言及

【ゲーブル】より

…アメリカの映画俳優。オレゴン州生れ(オハイオ州生れという説もある)。《風と共に去りぬ》(1939)のレット・バトラー役で有名なスターであり,この作品を頂点に1930年代から40年代前半にかけてそのキャリアの全盛期を築き,とくにその男性的魅力で〈ハリウッドのキング〉の異名をとった。下積み生活が長く,映画出演第1作《惨劇の砂漠》(1931)が30歳のときである。MGMに25年間所属し,最初はギャング映画の悪役専門だったが,1934年,コロムビアに借り出されて出演したフランク・キャプラ監督《或る夜の出来事》で明るい喜劇的な役柄をこなし,アカデミー主演男優賞を獲得し,都会的センスと野性味を兼ねそなえた規模の大きなスターの座を築いた。…

※「クラークゲーブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android