クリスチャン・フェリックスクライン(その他表記)Christian Felix Klein

20世紀西洋人名事典 の解説

クリスチャン・フェリックス クライン
Christian Felix Klein


1849.5.25.(4.25.説あり) - 1925.6.22
ドイツ数学者。
元・ゲッティンゲン大学教授。
デュッセルドルフ生まれ。
大学卒業後、プリュッカー助手となる。1872年23歳でエルランゲン大学教授。その後、ミュンヘン、ライプチ大学を経て、1886年ゲッティンゲン大学教授となり、終生この職にあった。彼の業績は数学のほとんどの分野にわたるが、特に今日「エルランゲン・プログラム」と呼ばれる論文は有名で、多くの幾何学を射影変換群の部分群の不変量としてとらえたもので、その後の幾何学の発展に大きな影響を与えた。また晩年数学教育の改善にも取り組み、ドイツにおける数学教育改革運動を指導した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む