20世紀西洋人名事典 「クリスティアンクローグ」の解説
クリスティアン クローグ
Christian Krohg
1852.8.13 - 1925.10.16
ノルウェーの画家。
オスロ生まれ。
法律を学んだ事もあるが、絵画を志し、カールスルーエとベルリンに行き、クリンガーやブランデスの写実主義的、社会主義的傾向に影響を受ける。スカーゲンで船乗りや漁夫の妻や子供達の生活からモチーフを得る。1881年パリに行き、マナやゾラなどに影響を受ける。帰国後は急進的ボヘミアン運動の先頭に立ち、絵画の中に社会主義批判を込め描き続けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報