現代外国人名録2016 「クリスティンハキム」の解説
クリスティン ハキム
Christine Hakim
- 職業・肩書
- 女優,映画プロデューサー
- 国籍
- インドネシア
- 生年月日
- 1956年12月25日
- 出生地
- スマトラ島カウラ・トゥンカル
- 勲章褒章
- 旭日小綬章(日本)〔2015年〕
- 受賞
- インドネシア映画祭主演女優賞,アジア映画祭主演女優賞,インドネシア芸術賞〔1990年〕,フランス芸術文化賞〔1990年〕,アジア太平洋映画祭グランプリ〔1998年〕「枕の上の葉」,東京国際映画祭特別賞〔1998年〕「枕の上の葉」,日経アジア賞(文化部門,第7回,日本)〔2002年〕
- 経歴
- 父は税関職員、母は専業主婦。高校生だった1973年、スカウトされて主演した「初恋」でインドネシア映画祭最優秀主演女優賞を受け映画界入り。’88年「チュッ・ニャ・ディン」でオランダを相手に独立戦争をくり広げたアチェ王国の女性指導者を演じ、6回目のインドネシア映画祭最優秀女優賞受賞。以後、内外のコンクールで多数受賞し、インドネシアの国民的女優として活躍。’96年小栗康平監督の「眠る男」に出演。’98年製作・主演を担当した「枕の上の葉」はアジア太平洋映画祭グランプリ、東京国際映画祭特別賞を受賞。他の出演作品に「無神論者」「モダンボーイ・ドゥル」「さすらい」「蚊帳の中」「少女ポニラー」「砂利道」「さまよう姉妹」などがある。2000年オランダ人の会社員と結婚。1999年2月日本からの寄付をもとにインドネシアの幼児にミルクを支給するプロジェクト“もしもしスラマット・パギ基金”を発足。同年6月映画公開のキャンペーンで来日、7月「枕の上の葉」が東京で劇場初公開される。親日家。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報