クリュベイエ(その他表記)Cruveilhier, Jean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリュベイエ」の意味・わかりやすい解説

クリュベイエ
Cruveilhier, Jean

[生]1791.2.9. リモージュ
[没]1874.3.6. スーサク
フランスの病理学者。モンペリエ大学外科教授,パリ大学最初の病理学教授などを歴任主著『人体病理解剖学』 Anatomie pathologique du corps humain (1828~42) は当時の名著といわれた。彼は多発性硬化症を最初に記載し,また進行性筋萎縮症についてきわめて早くから指摘していたため,後者をしばしばクリュベイエ病と呼ぶ。過酸症による胃潰瘍も,クリュベイエ潰瘍と呼ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む