ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリュベイエ」の意味・わかりやすい解説
クリュベイエ
Cruveilhier, Jean
[没]1874.3.6. スーサク
フランスの病理学者。モンペリエ大学外科教授,パリ大学の最初の病理学教授などを歴任。主著『人体病理解剖学』 Anatomie pathologique du corps humain (1828~42) は当時の名著といわれた。彼は多発性硬化症を最初に記載し,また進行性筋萎縮症についてきわめて早くから指摘していたため,後者をしばしばクリュベイエ病と呼ぶ。過酸症による胃潰瘍も,クリュベイエ潰瘍と呼ばれる。
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